緋色の時の脚本の櫻井さんのインタビューやけどめっちゃ大変そう

https://news.livedoor.com/lite/article_detail/20166276/


ー静野監督とはこれまで3作品でタッグを組まれていますが、とくに印象深い作品はありますか?


2015年の『業火の向日葵』です。じつはこのとき、大人の事情があって、脚本のほとんどのミステリー要素が使えないという事態が起きてしまったんですね。

当然、制作スタッフは大パニックになったんですけど、それでも静野さんは投げ出さず、アクションでつないで映画を完成させた。しかも前作を上回る好成績で。

普通の監督だったら絶対に「もうできない!」って投げ出すと思いますよ。それくらいの非常事態が起こったんですから。その一部始終から、静野さんの職人根性をまざまざと見せつけられました。あとになって静野さんは僕のところに謝りに来たけど、「あなたはプロの監督としてスゴい。僕には真似できません」と思いました。

僕は「当初の話と違うのでもうできません」と自ら作品を降りたことがあります。だからこそ、その一件で見せた監督のプロ意識を今でも尊敬しています。