野球殿堂博物館は2日、2023年の野球殿堂入り候補者53人(プレーヤー表彰24人、エキスパート表彰19人、特別表彰10人)を発表した。

 プレーヤー表彰の新候補は元ロッテで日米通算2254安打の井口資仁氏(47)、元巨人で4度の盗塁王に輝き通算320盗塁の片岡治大氏(39)、元日本ハムで通算167セーブの武田久氏(44)、元巨人で通算360本塁打、1865安打の村田修一氏(41)の4人。

 エキスパート表彰は大谷翔平を二刀流として育てた侍ジャパンの栗山英樹監督(61)、沖縄出身選手のパイオニアで、通算119勝、指導者としても多くの投手を育てた元広島の安仁屋宗八氏(78)の2人が候補に追加された。

 球界に貢献した人などを対象とする特別表彰では、野球協約の発行に尽力した赤嶺昌志氏(故人)ら5人が新候補となった。

 殿堂入りは来年1月13日に発表される。