時事通信

【独自】自民、国民と連立検討=局面転換狙う、玉木氏入閣案―公明反発も、実現不透明 18:28

自民党が、公明党との連立政権に国民民主党を加える案を検討していることが2日、分かった。自民、国民両党の幹部が水面下で接触を続けており、調整が付けば連立協議に入る。

複数の自民党関係者によると、国民の玉木雄一郎代表(53)=衆院香川2区、当選5回=が年明けにも入閣する案が浮上している。
ただ、連立を組む公明党が反発するのは必至。国民内には異論が根強く、同党を支援する連合の理解が得られるかも見通せない。3党連立が実現するかは不透明だ。

自民党関係者によると、国民側との交渉は岸田文雄首相(党総裁)と麻生太郎副総裁も了承している。
自民、国民両党は臨時国会の閉幕を受けて調整を加速させたい意向。
玉木氏が入閣する場合は、来年1月の通常国会召集前に内閣改造が行われる可能性がある。