12/3(土) 7:16配信
時事通信

 東京都立大(東京都八王子市)の教授で社会学者の宮台真司さん(63)が男に襲撃され重傷を負った事件で、男は宮台さんを切り付けるなどした際、終始無言だったとみられることが2日、捜査関係者への取材で分かった。

 宮台さんが皮膚の下の筋繊維に届くほど顔を深く切られていたことも判明。警視庁捜査1課は、強い意志を持って襲い掛かったとみて、逃走した男の行方を追っている。

 捜査関係者によると、宮台さんは事件後、襲撃時の状況について「男は終始無言だった」という趣旨の話をした。顔の左側や右脚に深い傷を負ったほか、腕や背中、脇腹、太ももの付け根など広い範囲にけがをし、1カ月の重傷だった。
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