日本ハムが来季から本拠地として使用する新球場「エスコンフィールド北海道」のこけら落としが3月14日の西武とのオープン戦になることが3日、分かった。

北海道北広島市に建設中の新球場は11月27日時点で約97%が完成。細かな内装などを残すのみとなっている。国内初となる天然芝の開閉式屋根付き球場で、掘り込み式フィールドから地上4階までの客席で最大3万5000人を収容する。宿泊施設や温浴施設、クラフトビールの醸造所などを備える〝世界がまだ見ぬボールパーク〟。完成間近の球場を視察した新庄監督は「これ球場? って。すごかった。間違いなく世界一の球場」と声を弾ませていた。

臨場感を生み出そうと、本塁からバックネットまでの距離は約15メートル。公認野球規則に定められている距離60フィート(約18メートル)を満たしていないと指摘される問題もあったが、特例として来季はそのまま使用することが認められた。

来季は他球団よりも1日早い3月30日に楽天との開幕戦を行う。特別な開幕を前に、オープン戦が球場オペレーションなどの〝予行演習〟となる。2020年4月に建設が始まってから3年。23年3月14日、ついにエスコンフィールドがお披露目となる。
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