事件の発覚は同日。トイレに入った女性教諭が個室内のコンセント部分に、いつもはない3個口のプラグが設置されているのを見つけたことだった。プラグには小さな”何か”が差し込まれていてていて、不審に思った女性は上司に報告。

高校は直ちに千葉西署に通報し、駆けつけた警察が確認すると、”小型カメラ”だったという。盗撮事件の翌日の午後、1人の男が「大変なことをしてしまった」と千葉西署に自首してきた。この男こそ滝口容疑者だった。

千葉県警は建造物侵入と迷惑防止条例違反(盗撮)の容疑で滝口容疑者を逮捕した。市立稲毛高校といえば、中高一貫制で、例年、東大をはじめ名門大学への合格者を多数輩出する進学校。

高校によると、滝口容疑者は今年の4月に同校に赴任し、国語の授業を担当していたという。また、3年生のクラスの副担任をしていて勤務態度は”一生懸命”で”熱心”だったとのこと。

自首した日は2時間目まで普通に授業を行っていたが、午後の授業に現れず、職員が校内を探していた。すると同僚に「警察署に向かっている。本当に申し訳ない」と連絡が来たという。

調べに対し、滝口容疑者は「仕事によるストレスやプレッシャーを発散するためだった」と供述しているほか、「これまで何回かやったことがある」と話していて、千葉県警は余罪についても追及している。
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