ルイス・エンリケぶち切れてたな

スペイン監督“プッツン会見”「同じことを何度も…」日本戦での“10分間の崩壊”や敗因を繰り返し質問

 サッカーW杯カタール大会のスペインは、決勝トーナメント1回戦のモロッコ戦(日本時間7日午前0時)を前にルイス・エンリケ監督と新鋭MFペドリ(20)が記者会見した。

 同監督は、敗戦した日本戦での“10分間の崩壊”についてあらためて聞かれると、「サッカーの世界では起きがちな理にかなった出来事だ。できれば、それを5分や0分にしたいがね」と冷静に語った。

 それでも、報道陣から重ねて「日本戦はなぜあんなことが起きたのか?ビデオを見て原因は分析できたか」と質問が飛ぶと、「非現実的だ。同じことを何度も繰り返し聞き、同じ状況を何度も語る」と語気を強め、「サッカーではよく起きることだと言っただろう。非常に複雑で不公平なスポーツなんだ。11人が巨大なフィールドにいて、全ての局面をコントロールするのは不可能だ。サッカーはミスするスポーツだ」と続けた。

 また、「“10分間の崩壊”を見ると、このチームは打たれ弱いのでは?」と畳みかけられると、「そりゃ、また大した決まり文句をどうもありがとう」と不快感を隠さず、「10分間は、確かに日本が優れていた。それは受け入れる。じゃあ、その10分以外のトータル300分はどうだ? ドイツはどうだ? 日本に得点されたときは打たれ強かったのか?」と反問した。