追い詰められたのは立民だった。維新と賛否が割れれば、来年の通常国会でも共闘を維持することは危うい。国民民主党も賛成を決める中、共産党とともに反対すれば「また立憲共産党とやゆされかねない」(立民関係者)との懸念もあった。立民は被害者救済に後ろ向きと国民に受け止められることも恐れた。