▽各球団は他球団のリストの中から獲得希望選手1人を議長に通知。議長はそれを全球団に示す。

 ▽まず暫定指名順位を決める。他球団からの獲得希望選手を多く受けた球団が暫定指名順位1位となり、他球団の選手を指名できる。

 ▽受けた獲得希望選手が同数の場合は、その年に行われたドラフト会議の2位の指名順番(今年はパ・リーグの最下位から)が優先となる。

 ▽1巡目指名では、暫定指名順位1位の球団が、最初に議長に提出したリストの選手を指名する。その指名を受けた選手がいた球団が、次の指名権を得る。指名する選手は最初に議長に通知した選手となる。これを繰り返す。

 ▽自分の球団の指名順番に来た時、最初に議長に通知していた選手がすでに他球団から指名を受けていたら、新たに別の選手を指名する。対象リストの中から、その時点で、まだ誰も指名されていない球団の選手を指名する。

 ▽1巡目指名で、他球団から指名を受けた球団が、すでに指名を終えていた場合は、暫定指名順位の中でその時点で残っている最上位の球団が指名する。

 ▽すべての球団が1巡目指名を終えた後、2巡目指名を希望する球団はそれに参加できる。

 ▽2巡目の指名順位は1巡目の逆順となる。

 ▽2巡目指名参加球団は、他球団の2巡目指名参加球団の中から1人を指名する。自分の球団の順番で獲得希望選手がいなくなっていた場合は、そこで棄権することができる。そこで棄権した球団の対象選手は、以降の2巡目指名で他球団は指名できない。