70年代あたりまでは、

・市役所の採用倍率は事務系で2倍程度、現業系では1倍を割っていた
・しかも内部試験で簡単に現業職→事務職へ転向できた
・郵便局と警察は人手が足りなくて”毎月”募集をかけていた
・国鉄や電電公社といった雇用のセーフティネットがあった
・大学生は3~4社まわればまず内定が取れた
・4年生の12月になっても全然就活していない学生でも、就職部に泣きつけば隠れた優良企業を斡旋してもらえて簡単に入社できた
・工業高校等には各企業の採用担当者が日参して「生徒さんをぜひうちに紹介してください」と懇願していた

・だれでも正社員になれ、就職して数年経つと上司や人事課が結婚相手を社内で見繕ってくれた
・世話焼きおばさんが沢山いて、若い男は見合い写真を山のようにもってこられた
・だからだれでも結婚できた