https://mainichi.jp/articles/20221209/k00/00m/040/261000c

長崎県佐世保市の市立中学校で11月、2年生が1年の男子生徒の肛門に灯油用ポンプを差してけがをさせていたことが市教育委員会などへの取材で判明した。市教委はいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」と認定した。1年生は精神的ショックで登校できなくなっている。市教委によると、県警も傷害容疑を視野に調べている。

市教委などによると、11月中旬の昼休みに、生徒たちが部活動で体育館に集まって筋力トレーニングをしていた。この際に2年の複数の男子生徒が、体育館をワックスがけする時に使う灯油用ポンプを1年の男子生徒の肛門に差した。生徒は全治1週間と診断されたが、その後も完治せず、精神的ショックもあって登校できない状態が続いている。