西武・渡辺久信GMは「会議自体はスムーズに進行したという印象です。会議の主旨が、選手の出場機会を増やすということでしたので、選手たちに違うところで活躍の場が与えられることは良いことだと思います」とコメント。一方で、オリックス・福良GMは現役ドラフトについては「移籍した選手の結果が出てみないとわからない」と語った。

 ソフトバンク・三笠GMによれば、予定よりも早く、1時間弱で終了したという。2巡目の指名がなかったことについて「初めてだったので、どうなるかわからない、ちょっと保守的にいこうという戦術になったのが、2巡目がなかったというところじゃないかな」と推察。事前に配られたリストで各球団ひとりずつ12名が残っていたことになる。

 楽天・石井一久GM兼監督は「難しい部分はあったと思います。これから完成度が高くなっていけばいいのかなと参加して思いました」と感想。楽天からはオコエが移籍となり、同じ右打ち外野手の正隨を獲得したが「チームのピースだったりはトレードで行っているので、現役ドラフトは何が違うのか、メリットがあるのかを含めて素晴らしいものになっていけば」と、今後を見据えた。

 来季戦力構想に入れている選手を出すということで、12月に行われた今回。広島・鈴木本部長も開催時期なども含めて、「難しい。来年、検証すると思う。選手会でも事務折衝でも話が出ると思う」と語った。