ソフトバンクが来季の新外国人として、今季ロッテでプレーしたロベルト・オスナ投手(27)を獲得することが9日までに明らかになった。
1年契約で年俸は6億円以上と見られる。
残留を望むロッテとの交渉が不調に終わり、2日に公示された保留者名簿から外れ自由契約となっていた。

 オスナはアストロズ時代の2019年に最多セーブのタイトルを獲得するなど米大リーグ通算155セーブ。
その後は故障もあり低迷したが、メキシカンリーグを経て今年6月に推定年俸9000万円で加入したロッテでは29試合で4勝1敗10セーブ、防御率0・91をマークした。
150キロ台後半の剛球とスライダー、チェンジアップなどを操り、29回2/3で与四球3と抜群の安定感だった。7度対戦したソフトバンクも計8イニングで1点しか奪えておらず、7三振。実力を知る天敵だからこそ味方になれば頼もしい戦力となる。