一方モドリッチ

この試合終了後、クロアチアMFルカ・モドリッチがブラジルFWロドリゴを励ました場面が話題となっている。

PK戦でシュートを決め損なったロドリゴ。悲嘆に暮れる21歳のブラジル人FWのもとにやって来て、
彼を抱きしめたのはレアル・マドリーのチームメート、37歳モドリッチだった。
スペイン『デフェンサ・セントラル』曰く、ロドリゴに“パドレ(父)”と呼ばれ、彼のことを“イホ(息子)”と呼ぶ
クロアチア主将は腕の中で泣く“イホ”にこう語りかけたという。

「PKは誰もが失敗するものさ。お前はワールドカップを勝ち取るよ。また違う年の大会だけど、
お前が優勝するんだ。がんばれ」

モドリッチはその後、『ゴル・ムンディアル』とのインタビューで、ロドリゴについて次のように語った。

「誰にでも起こり得ることだ。ロドリゴを祝福しなければならない。PKを蹴るための勇気を持っていたってことなんだからね。
彼にもそう言ったよ。PKなんて誰でも失敗するものだし、がんばれと伝えさせてもらった。
思い出すのは2008年のトルコ戦、23歳の自分もPKを失敗したんだ」

「失敗したのが彼だったのは辛い。僕たちはとても仲が良いからね」