https://news.yahoo.co.jp/articles/986de9a71925393c1837c8659bc492bd5bf89a3b
大竹耕は今季1軍で2試合に登板。2軍では先発ローテを担いながらも、なかなか1軍での登板機会に恵まれないシーズンが続いていた。三笠GMは「なかなか1軍で登板機会を与えられない状態が続いていましたので、いいタイミングだったんじゃないかと思います」とリストに挙げた理由を明かした。

 また戦略的な面もあるという。今回の現役ドラフトでは獲得希望選手として他球団からより多くの支持を集めた選手の球団が1番目の指名権を得る。そして、指名順1位の球団が指名した選手が所属する球団が次に獲得選手を指名できる。より他球団が獲得を望む選手をリストに挙げた方が、早い段階で指名順が回ってくる仕組みになっていた。

 三笠GMは「いわゆる指名が多かった球団から指名し、指名された球団が次に指名していく。そういう意味では他球団が魅力的に思う選手をリストアップするのが戦術としてあり得る。そのバランスの中で(大竹耕は)対象になった」と明かした。球団としてなかなか出場機会は与えられていないものの、他球団にとっては魅力的な選手として、大竹耕が挙がった。