◆デンジとマキマは一緒に出てくるシーンが多いですが、お二人で何か演技プランの相談などはされるんですか？

楠木：特にしてないです。というか『話さないで下さい』と監督に言われているので。笑
なんだか実際のマキマとデンジのようにそれぞれ、その場の言葉を交わしたファーストインプレッションで応えるのが監督が言う『リアリティ』らしくて。
相手のお芝居で感じたことを受けてデンジとして、マキマとして発した方が監督の求めるセリフに近いみたいです。ですので、特に相談はせずに演じています。

戸谷：いや…でも僕、実際は録る前に楠木さんと話してるんですよ。笑
というか経験が浅過ぎてわからないでしょって楠木さんがこっそり話しかけてくれて。
ここはこんな風にしようねって優しくツッコんでくれて、先輩として、アドバイスをくれるってのが嬉しいんですよ。その方が参考になってるし。
でも方針なんで、あんまりセリフを合わせたりしないほうがいいのかなってのは思います。
それは作品が良くなるなら仕方ないと思います。

◆2話の見どころを教えてください。

戸谷：デンジがマキマさんにうどんを「あーん」して食べさせてもらうシーンです。収録もすごく楽しかったので。笑

楠木：私もそのシーンを言おうと思っていました。マキマのかわいさも出ていますし。

戸谷：原作だとギャグっぽいひとコマなんですけど、アニメではギャグじゃなくてナチュラルな描き方になっているんです。
あー、現実だとこういう表現になるんだなーと思いました。
でもやり取り自体が好きなのでアレがお気に入りです。

楠木：原作にはない描き方がされていて、見る人には逆にそれがギャグっぽく見えるシーンになっていると思います。
見比べてどちらがいいと言うより、そのやり取り自体を楽しんでいただきたいです。

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