決勝トーナメント1回戦ポルトガル対オランダの一戦ではある“不名誉な記録”が生まれている。
 3分にオランダ代表のマルク・ファン・ボメル、7分にハリド・ブラールズにイエローカードが提示されると、ポルトガルのコスチーニャが31分に足裏の危険なタックルで警告を受け、前半終了間際には不必要なハンドで退場処分となった。
 前半だけで5枚のカードが飛びかう試合展開となり、後半はさらにエスカレート。64分にはブラールズ、78分にはポルトガル代表のデコ、90分にはオランダ代表のジョバンニ・ファン・ブロンクホルストがそれぞれ2枚目のイエローカードを提示されて退場処分を受けた。
 1試合で16枚のイエローカードは2002年の日韓大会カメルーン対ドイツと並んで最多タイの記録であり、4人の退場はワールドカップ史上初の出来事であった。


思い出した