広島・床田寛樹投手(27)が14日、広島市の球団事務所で契約交渉に臨み、2000万円増の年俸5000万円でサインした。

「思ったより評価をしていただいた。最初は良かったんですけど、結局けがしてしまった。悔しいシーズンだった」

プロ6年目の今季は前半戦だけで8勝を挙げたが、8月の試合中に「右足関節骨折」でシーズン絶望となった。17試合に登板し8勝6敗、防御率2・84。オフは廿日市市の2軍施設の大野練習場でリハビリに励み、「8割ぐらい」の強度の30メートルダッシュができるぐらいまでに回復した。

「2桁勝ったら(自分へのご褒美で)腕時計を買いたいと思っているんですけど、一生買えないんじゃないかなと。(来年の目標は)2桁、規定投球回、(防御率)2点台ですね」

来季の開幕までには間に合う見込み。2016─18年のセ・リーグ3連覇に貢献したジョンソンのような左のエースになる。