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同じ敗戦国の対米ドイツ、イタリア、韓国、イラクの地位協定

ドイツでは、地位協定（１９５９年締結）１９９３年改定し、たとえ米軍基地周辺といえども国内では、
米軍機が飛行禁止区域や低空飛行禁止を定めるドイツ国内法（航空法）が適用されます。

イタリアでは、駐留米軍は軍事訓練や演習を行うときには必ずイタリア政府（軍）の許可を受けなければなりません。

韓国では「環境条項」が韓米地位協定で創設されていて、基地内での汚染について
各自治体が基地内に立ち入って調査できる「共同調査権」が確立されています。
また、返還された米軍基地内で汚染が見つかれば、米軍が浄化義務を負います。

イラクがアメリカに占領されていた時に結んだ地位協定では、
もし米軍が中東諸国を攻撃する事になっても、自国からの出撃を拒否することが出来るとされていました。
周辺国との関係が悪化するのを避けるためです。
そして、出撃だけではなく上空を通るのも許可しないという、日本人には信じられないような「立派な地位協定」を結んでいました。

植民地日米地位協定
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