音楽担当牛尾のインタビュー読むと良い視聴環境で見ないとクソになりそうな音の作りしてそうではある

「今回の『チェンソーマン』ではいろいろと新しいことに挑戦しているのですが、音の奥行きという部分はかなり考えました。ここ20年でテレビってすごく薄くなったじゃないですか。薄いと物理的に低音が出ないんですけど、昨今のテレビはちょっとずつ低音が出るようになってきたと言われているので、それを信じて、音に奥行きをもたせることを意識しました。例えばクリストファー・ノーランの映画って、もうほとんどずっと低音だったりするじゃないですか。ゴーゴーゴーと地鳴りのような音というか、ああいう方向を踏まえた音のつくり方に挑戦しています。全体の調整は音響監督さんマターなので、僕が偉そうに言える話ではありませんが、とにかく音の奥行きが出るように苦心しています。かなりチャレンジングなことですが、音に関してはもうチーム全員が心のモヒカンを立てて、「やったろーや」って心意気でやっていると思うので(笑)、そこも注目してもらえるとうれしいです。」