中国援助のインドネシア高速鉄道、課題続出 日本に競り勝ち受注
https://www.asahi.com/articles/ASQC856BBQC7UHBI03K.html

シルバーの車体に赤色のラインが入った車両の愛称は「レッドコモド」。
開業予定は2023年6月だ。
ただ当初の計画から経費が膨らんだうえ、
街の中心部から駅へのアクセスの悪さなどが課題となっている。

建設中の鉄道は、首都ジャカルタと近隣都市のバンドンを結ぶ。
最速時速350キロで走行する高速鉄道が完成すれば、
在来線で3~5時間かかる移動が約50分に短縮される。

当初、建設は日本と中国が受注を競っていた。

日本は円借款による新幹線輸出を狙っていたが、
この事業を「一帯一路」の目玉と位置付けた中国が猛追。
最終的にインドネシアに公費負担を求めないとする融資条件が決め手となり、
2015年9月に中国が競り勝った。