中日の立浪和義監督(53)が18日、名古屋市内で行われた愛知県歯科医師会の「健康講演会」に参加し、新外国人のアリスティディス・アキーノ外野手(28=前レッズ)の獲得に至る裏話を披露した。

 トークショーで司会者から11月のドミニカ共和国でのウインター・リーグ視察の話題を振られると「一番ほしかった選手は、まだメジャーを目指したいということで断られた。2人目はブリンソン。うちも狙っていたが…」と巨人が獲得調査中のルイス・ブリンソン外野手(28=前ジャイアンツ)を調査していたことを明かした。

 メジャー通算41本塁打のアキーノは第3の候補だったことも明かした指揮官だが「三振も多いが、性格はハングリーな面がある。守りも肩が強いので心配していない。打撃は日本にきて順応しようという気持ちがあれば、化けてくれるかなという期待はある」と話した。