なおアルゼンチンサポーターには帰る家がない模様

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は18日(日本時間19日)、アルゼンチンとフランスが決勝で激突する。アルゼンチンは毎試合、大勢の母国サポーターが大声援を送っているが、現地にいる同国のサポーターを英紙が直撃。「家に帰ったら一文無し。でも気にしない。欲しいものはW杯優勝だけだ」などと驚くべき熱意を特集している。

 英紙「ザ・サン」は「お金がなくてアルゼンチンに帰れるはずもない、それでも我々の英雄メッシがW杯を掲げるのを見ることだけが唯一の関心事だ」との見出しで記事を掲載。アルゼンチン経済について「月の平均給料は320ポンド(約5万3000円)と国民は貧しく、ほとんどの人が2、3つの仕事を掛け持ちして一日16時間働いて、高額な請求書の支払いのため苦しんでいる」と現状を説明した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce711edf2df933b4e5d27c22aeac5dff876999ff