宇宙のやばいものベスト4


プレオン星
プレオンという粒子より構成されたコンパクト星
ニュートロン・スターのおよそ10万倍の密度を持っているため、早い話ニュートロンスターの10万倍強い

クェーサー
はるか彼方の宇宙にのみ存在する宇宙界のトップエリート
彼等は極めて激しく輝く天体として知られ、平均的なクエーサーですら銀河系の100倍以上の光度、そして8000億度という異次元の熱量を誇る(なお銀河系には3000億前後の恒星が含まれる模様)
ちなみにその正体は言ってしまえば「ブラックホール被害者の成れの果て」である
どういうことかと言うとブラックホールの絶大なパワーによって粉砕・吸収されている最中の元天体たちが、超高速で擦れ合うことによって凄まじい摩擦熱を発生させている

イベント・ホライズン内部
ブラックホールの周辺には極めて重力が強いために光ですら脱出出来ない領域が広がっている
そして、その領域と外界との境界となっているのがイベントホライズンである。
光の脱出すら不可能である以上我々がこのイベント・ホライズンより先の空間を観測することは不可能である
しかし、仮説によるとその世界では時空が完全に崩壊し、あらゆるものが素粒子レベルにまで分解されてしまうという

原始宇宙
ビッグバンによる宇宙生誕から10^-12秒までのごく薄く細い時間の切れ目
この時代の宇宙には主に4つの時代があったがまず最も有名なのはインフレーション時代だろう
インフレーションとはいわば空間の膨張のことで、10^-34cmだった宇宙がそれこそ一瞬にして1cm大のサイズにまで膨張した
この際の速度は光速の300該倍にも匹敵し、もしこれが1秒間続いたなら1cmサイズのビーダマが現在観測可能な宇宙のおよそ1000倍以上の規模にまで膨張する計算になる
また、インフレーション時代以前の最古の時代『プランク時代』の温度は『絶対熱(プランク温度)』という絶対零度の対となる温度の上限に達していた
その温度はなんと14溝2000譲度(1.42×10^34度)というものであり、コレはいわば14億に1億、更に1億、更に更に1億をかけた数値ということになる・・・・
だが、プランク時代の宇宙がこんなマジキチ染みた温度になるのはある意味必然なことである。それは全宇宙のエネルギーが10^-34cmという極めて極めて小さな球体に集結していたのだから