FIFAワールドカップカタール2022の会場であった「スタジアム974」が、解体工事を開始したようだ。6日、ポルトガルメディア『レコード』が報じている。

 同スタジアムは、今大会の8会場を構成する内の1つ。5日に開催された「ブラジルvs韓国」にて、今大会の割り当てだった7試合を終了し、解体が始まった。この日の朝から、スタジアムを囲むキャンバスの取り外しや、近隣エリアの清掃などが行われ、推定で3億ユーロ(約430億円)の費用が解体作業全体でかかる見通しとなっている。

 このスタジアムに名付けられた「974」とは、974個のコンテナで構成されたスタジアムであることと、カタールの国際電話番号から由来。元々、大会後には解体され、コンテナは発展途上国に寄付。そこでの建設材料に役立てられる計画であるとされている。


 アルゼンチンの「オレ」紙はウルグアイに一部が運ばれる可能性があるという。ウルグアイはアルゼンチン、チリ、パラグアイと共催で2030年のW杯招致を正式に表明しており、資材を受け入れる用意があると伝えている。

 カタールの国家スポーツ事務局長が、ウルグアイーカタールの大統領が直接コンタクトをとっており、2030年の招致メンバーも今大会の施設を視察したとしている。またウルグアイの「エルパイス」紙は2030年大会に向けて、974競技場を移築するプランもあると伝えている。

https://www.soccer-king.jp/news/world/wc/20221207/1717828.html
https://hochi.news/articles/20221207-OHT1T51029.html?page=1

日本もこれでよかったやん