▼1位 3点
『レジ横は春夏秋冬ホットけない』 生見愛瑠
▼2位 5点
『葉の隙間溢れ蟲くる歯の隙間』 くっきー!(野性爆弾)
『春粉がリュックの色に顔染めて』 稲田直樹(アインシュタイン)
『指は白眼は隣ライラック』 野々村友紀子
『黒崩れ覗く陽炎盃や』 木瀬哲弥
『夏を告ぐ紫隠して雪の下』 安東弘樹
『雪弾み芽と花の咲きスプリング』 ●岩永徹也
『30で足湯の隣人目が凍る』 佐藤二朗
『ドドド?ン蚊、動き止まる空の花』 井上裕介(NON STYLE)
『万緑の中連絡船は湯船かな』 博多華丸(博多華丸・大吉)
▼11位 7点
『秋いろは山部が続いて蛇を出す』 ゴリ(ガレッジセール)
▼12位 10点
『109夕日にうつされ0になり』 水川かたまり(空気階段)
『あと五人呻く幼き牛蛙』 勝俣州和
『秋風がひやり染み入る冬近し』 白川裕二郎(純烈)
『祭りの夜氷に溺れる君を救い』 山内健司(かまいたち)
『ドローンからもみじと思えば運動会』 錣山矩幸(寺尾)
『冬の鍋店の顔にもパックかな』 松尾駿(チョコレートプラネット)
『クマわたし揺れる母観て露寂し』 市川由紀乃
『赤い糸緑の紙で白紙なり』 高畑淳子