筑波大学は他の大学に比べても学生の管理が厳しいと言われる。

たとえば普通の大学なら至る所に見られる立て看板やビラは、筑波大学では一切禁止。
それどころか、学内での政治活動・宗教活動もいっさいダメ。学園祭で政治家を呼ぶのも全く御法度。
また、大学のくせにクラスがあり、担任までいる。「学内公安」と揶揄された学生担当教官という人々が筑波大にはおり、1
学ペデストリアン横の学内でもっとも目立つところに事務所を構えて、学生の活動や動きを常に見張っている。
また年間15単位を取れないと即除籍という非常に厳しい制度もあった。
このような事実の他にも、「学内にある池の鯉を捕ったら除籍」「学内の地下に張り巡らされている地下道に忍び込んだら除籍」などといった、様々な伝説が筑波大学には残っている。
除籍というのは、その人が大学にいたという過去をも消してしまう、すなわち、その人の学籍簿から何から消してしまうと言うことである。
実はこの措置は、懲戒行為としては明らかに法律違反の規定なのである。
そこまでしても学生を管理したかったというのは、やはり筑波大学がただの大学ではないことをよく示している。