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 『Angels With Filthy Souls(汚れた魂の天使)』というタイトルのこの映画は、長い間、実在する白黒映画だと思われていたのだが、じつはこれ、なんと『ホーム・アローン』のためだけに作られた映像だった。

 ケビンが好んで見ていたこのギャング映画は、1939年の映画『汚れた顔の天使(Angels With Dirty Faces)』をパロディにしたフェイク映画

 たった1分20秒の尺にもかかわらずインパクト抜群の映像は大反響を受け、結果的にこのフェイク映画は『ホーム・アローン2』にも受け継がれ、『Angels With Even Filthier Souls(もっと汚れた魂の天使)』という続編映画として、ケビンがホテルの従業員を怖がらせるために使われた。



さらに同作でケビンを演じたマコーレーでさえも、このギャング映画がフェイクだったことを知らなかったと答えている。