三谷幸喜氏 「鎌倉殿」で「やりすぎ」と思った役者 「あんなキャラづけされるとは思わなかったけど…」

「その演技やりすぎだろ!と思った役者さんはいますか?」というリスナーの質問に、三谷氏は「市原隼人さんですね」と即答して笑いを誘った。
 市原が演じたのは「13人」の一人で常陸の御家人・八田知家。
着物の胸元をはだけた着こなしなどが「セクシー」とネット上で大反響を呼び、唯一無二の存在感を発揮した。

「だって、全然あんなキャラクターじゃないんだもん」と苦笑。
一方で、八田の設定として「13人の御家人の中で、ちょっとキャラクターが薄いんですよ。
吾妻鏡(鎌倉幕府による公式の歴史書)とか昔の資料読んでもどんな人かよくわからない。
そしたら、鎌倉の道路を舗装工事したりとかを彼が率先してやっていたっていうのがあったんで、じゃあ土木関係の人にしようって思って。
後で(時代)考証の人から、全然八田はそんな人じゃありませんよって言われましたけど。
たまたま、その時土木工事をしていただけで。
別にそんなタイプの人ではないんだけど、キャラクターとしてそういうふうに作っちゃったんで」と回想した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2325632803d290f649e0d82df86487958180ade1