アストンビラのウナイ・エメリ監督(51)は「感情が高まっている時には、それをコントロールすることが難しくなることがある。彼の喜び方について、来週彼と話をする」と注意する考えを示唆したが、それだけでは済みそうもない。

 スペインメディア「フィチャージェスネット」は「エメリ監督はマルティネスの行動に我慢できず、彼をアストンビラから追い出したいと考えている。
両者の決別は確実であり、アルゼンチン代表GKがチームから離脱するように可能なかぎりすべてのひもを引っ張っている」と報道。マルティネスを追放するために動き出しており、代わりの守護神探しに着手した。
 
 エメリ監督はパリ・サンジェルマン監督時代にエムバペを獲得して重用。そんな愛弟子への〝愚行〟に堪忍袋の緒が切れ、コンプライアンスの観点も踏まえて追放を決断したようだ。

 マルティネスの代替候補もすでに絞っており「モロッコ代表のGKヤシヌ・ブヌ(セビリア)が選ばれた。移籍金は4000万ユーロ(約56億4000万円)で、プレミアリーグのクラブとしては手頃な金額だ」とW杯で好セーブ連発によりモロッコ旋風をけん引したブヌの獲得を目指すことになる。