加藤「帰ってきたら京田いなくなってたンゴwwwwwwwwwwwwwwwwww」



一緒に汗を流した後輩たちの想(おも)いを忘れない。ドラゴンズからトレードでマリーンズ入りをした加藤匠馬捕手は下ろしたての真新しいかばんを大事そうに持ってZOZOマリンスタジアム入りをした。そのかばんには後輩の想いがこもっていた。

 「トレードが決まった時に京田が餞別(せんべつ)にとプレゼントしてくれました」


 加藤はうれしそうに話をしてくれた。サプライズだった。トレードが発表された夜、自宅のチャイムが鳴った。ドアを開けると2歳下の京田陽太内野手が神妙そうに立っていた。驚いた。わざわざ車で30分ほどかかる距離があるにも関わらず、自宅まで惜別品を渡すために来てくれたのだ。そして「お世話になりました」と言うと新品のかばんをプレゼントされた。「ありがとう。大切にするよ。オマエも頑張れよ」。笑顔で別れた。