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西武の後藤高志オーナー(73)が14日、東京都内で報道陣の取材に応じ、日本ハムから海外FA権を行使した近藤健介外野手(29)の獲得を熱望した。
 既に球団は獲得に乗り出すことを表明済み。「松井新監督の下でチームづくりをしていく中で、絶対にうちに来てもらいたい選手。全力を挙げてうちに来てもらえるように、しっかりとやってもらいたい、という話はしました」と述べた。
 この日は松井新監督から就任あいさつを受け、渡辺ゼネラルマネジャーらも同席した中で約50分にわたって会談した。「西武グループのトップとしてもライオンズのオーナーとしても全面的にバックアップ、サポートすると話をした」と、新体制の下での4年ぶりとなるリーグV奪還に向け、チームから国内FA権を行使した正捕手森の残留も強く望んだ。近藤を巡る争奪戦には、球団も4年以上の複数年契約を準備しているとみられ、近日中に交渉に臨む。