●2020年
2020年末における個体数推定の中央値は、渡島半島地域で1,829頭、積丹・恵庭地域で1,219頭、天塩・増毛地域で1,326頭、道東・宗谷地域で4,630頭、日高・夕張地域で4,565頭となり、全道では13,569頭となった。
95%下限値は6,240頭、上限値は23,548頭であった。どの地域においても個体数は1990年代以降増加傾向にあり、近年減少している可能性は低いと思われる

●1990年
 道内のヒグマは冬眠明けに行う「春グマ駆除」が盛んだった1970~80年代に減少し、90年度は推定5200頭ほどだった。