0001それでも動く名無し
2022/12/30(金) 18:13:02.20ID:rRMdMvCWa室内練習場で恒例の野球教室があり、野球少年たちを指導していた金子さん。教室が終わるとともに、外から威勢のいいかけ声が聞こえてきた。金子さんがグラウンドに出ると、ノックを受けていたのは見知った面々。「千尋、早くこい!」。最初は戸惑っていた金子さんも、2000年春の甲子園を一緒に戦った仲間に囲まれると、次第に表情を和らげた。
監督だった山寺昭徳さん(77)や担任も駆け付け、金子さんをねぎらった。あいさつでマイクを向けられた金子さんのひと言目は「みんな、おっさんになったなあ」。だが「引退会見より泣きそう」と言った瞬間、涙があふれた。「心から長商に入って良かった」。語る言葉が震えた。