オリックス・山本由伸が2年連続「投手5冠」を達成した今季の活躍は圧巻だった。一方でセ・リーグの投手の主役は、阪神・青柳晃洋だろう。
13勝4敗、防御率2.05で最多勝、最優秀防御率、最高勝率(.765)と3つのタイトルを獲得。開幕前に新型コロナウイルスに感染して出遅れたにもかかわらず、自己最多の162回1/3を投げてこの成績はまぎれもなく、真のエースと言えるだろう。