【青学】
3区の太田の起用は予定通りだが、脇田の5区出陣は想定外。5区は前回区間3位で原晋監督が「若の神から若乃神に出世しました」と期待していた若林宏樹(2年)が出場予定で昨年12月31日も往路組の5人として順調に調整を行っていたが、元日朝に体調不良のアクシデントが発生。急きょ、脇田の出走が決まった。

 ただ、代役の脇田は今季好調で上りの走りを得意としている。愛知・新城東高出身の脇田はこれまで学生3大駅伝の出場はないが、原晋監督は「脇田は4年間、コツコツと練習を積んできた。特にこの夏はよく頑張った」と高く評価する。昨年8月、長野・菅平高原の夏合宿恒例となっている上り坂タイムトライアルでは若林、エースの近藤幸太郎(4年)に競り勝ち、トップを取った。