1日、YouTubeチャンネル『街録ch』に、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦さんが登場。

過去「松本人志を批判」「謝罪拒否」などと報道された中田さんは、当時の思いについて語りました。

2016年、中田さんは「松本人志を批判した」という趣旨のニュースが多く報じられました。事の発端は、脳科学者の茂木健一郎さんが「日本の近年の地上波テレビにおける「お笑い」は、賞味期限切れ」とお笑いについてツイートをしたことがキッカケ。

「お笑い芸人の間の上下関係に気づかい、ひな壇芸人はいつ発言してよいか、大物司会者の空気を読み、へつらい、つまりはロックじゃない。鋭い社会批評があればこそ尊敬されるコメディアンの姿勢からは、程遠い」と投稿し、その後もツイートを連投し「日本のお笑い芸人は、ガラパゴスな「裸の王様」です」と批判しました。

この投稿が話題になったことで後日『ワイドナショー』(フジテレビ系)にした茂木さんは、松本さんの「笑いのセンスがまったくないから。この人に言われても『刺さらねーぜ』って感じ」との意見に反論することなく、謝罪しています。

そして放送後、中田さんは自身のブログで「茂木さんの指摘、当たってたのに。なんで『ほら、これですよ』と言えなかったのだろう。まあ、あの場では言えないか。怖いですもんね」と投稿。

この発言で当時所属していた、吉本興業の幹部や社長に謝罪するよう詰められていることも明かし、「僕の意思としては謝らない。僕も覚悟を持ってやってますので」と自身の考えを綴りました。

今回、ディレクターの三谷三四郎さんからこの件について聞かれた中田さんは、「ここをどれくらい言うかが問題だと思うんですけど…」と言葉を選びながら、「『急に中田が噛みついた』みたいになったと思うんですよ」と、記事だけを追っていると、突然松本さんを批判するような流れに見えていたと説明。

そして、コンビのネタである“武勇伝”やオリエンタルラジオが率いる音楽グループ・RADIO FISHの「PERFECT HUMAN」が一世を風靡した際、『ワイドナショー』では、「面白いと思わない」と松本さんからはいい言葉をもらえなかったことを回顧しました。

この時、中田さんは「ダメだとしても、別の価値観があってもいい」「別に腐さなくてもよかったのに」と疑問に思った経緯があったといいます。

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