五輪種目にない駅伝が毎週あちこちで…マラソン強化と矛盾(日刊ゲンダイDIGITAL)

近年の五輪で日本のマラソン勢は男女ともに低迷。大学、実業団の大会だけでなく、全国高校駅伝さえも、名前を売るための「宣伝駅伝」になっているのが実情だ。
特に多くの実業団は、マラソンより元日の全日本対抗駅伝を重視するため、「マラソンを走るための練習時間が取れない」とボヤく選手も少なくない。実業団の関係者が言う。

「東京五輪のマラソン代表を決める昨秋のMGCは大いに盛り上がった。しかし、五輪は4年に1度。『マラソンより駅伝』という実業団の方針は今後も大きく変わることはない」