五輪種目にない駅伝が毎週あちこちで…マラソン強化と矛盾(日刊ゲンダイDIGITAL)

ならば、スピード化が顕著なマラソンの記録を伸ばすにはどうすればいいのか。前出の関係者が続ける。
「2018年に設楽(悠太)が16年ぶりにマラソンの日本記録を更新。大迫(傑)がすぐにその記録を破ったのは、日本記録に1億円の報奨金がかかっていたからです。それがすべてといってもいい。

ほかの大会も同等以上の賞金を出し、日本記録更新で1億円のボーナスを出す企画も継続させるしかない。国内の陸上選手にとって1億円なんて夢です。マラソンでも大金が稼げると思えば、若い選手の記録は必ず伸びます」