中日大島宇一郎オーナー(58)が4日、12年ぶりV奪回へチーム防御率2点台を指令した。 名古屋市内の球団事務所で年賀式を行い、昨季のチームの平均得点2・9を考慮し、
「防御率2・60、70台じゃないとうまくいかない」と分析。
ディフェンス重視でのリーグ制覇を期待した。

オフにはトレードで楽天から涌井、DeNAから砂田を獲得。
「涌井、砂田を加え、ディフェンス面はかなり充実している。投手陣はかなりぶ厚い」
と、センターライン強化に特化した戦力補強を評価した。
得点力不足がネック。
「しぶとく1点を積み上げて、あとは守り切る。チーム防御率2点台を投手陣には目指して欲しい」
と、昨季のリーグ2位のチーム防御率3・28から、さらに向上させることを指令した。