他人は許しても、ダルビッシュは許さなかった。午前10時半からランニングを中心に、たっぷりと汗を流したエースのもとへ、中田があいさつに訪れたのは昼すぎのこと。球場のロッカールームで久しぶりの対面。しかし、ダルビッシュは再会の言葉より先に、“弟分”である中田の上着を乱暴にまくり上げた。

「腹筋はやっているけれど、走ってないな」、「(体つきが)全然変わってない」——。矢継ぎ早に厳しい指摘が続く。揚げ句は真っ黒に日焼けした精かんな顔つきを前にしても「日サロに行きすぎやろ」とバッサリと切り捨てた。

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