ロッテの高坂俊介球団社長は5日、球団職員らへ向けた念頭あいさつの後にZOZOマリンスタジアムで報道陣に対応し、
同球場を所有する千葉市が主体となって施設の老朽化に対応するために改修や建て替え、
移転などを含めて検討をしていることを明かした。

「所有者の千葉市が中心となってスタジアムの今後の在り方の検討をされている。
大規模な改修をするのか、どこかしらの隣接地に移転、新設するのか、選択肢を持って検討している状況。
球団の方にも相談は来ている」と現状を説明した。
球団側は球場の指定管理者にもなっており、「指定管理者としての、利用させてもらっているプロ野球の球団としての立場、考え方等のお話はさせていただいている。

千葉市の動き方を見守っているというか、連携しながら進めさせていただいている」と続けた。
千葉市は球場の今後についてコンサルト会社を交えた視察を含めて調査事業をしており、
球団側も随時、意見交換を求められているという。

今後の見通しについては「調査事業の主体は千葉市なので、球団からは現時点でコメントは難しい」とした。
球場は千葉マリンスタジアムとして1990年に開業。
92年にロッテの新本拠地となった。海岸が目の前にあり、強風で有名。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5dbf3df7b7aac650987234a00a7e2666ab656b0b