シーズン最終戦となるロッテ戦(ZOZO)で敗れてV逸。オリックスとの直接対決の差に泣き、ソフトバンクは史上初の“同率2位”に終わった。藤本監督は野球人生で初めて涙を流し、チームは屈辱にまみれた。

 まさに“怒りの大補強”といえるだろう。この日、王球団会長も「フロントにはしっかり戦力を補強していただきました。あとは現場が藤本監督以下、とにかく一戦必勝で。今年は(2位を)10ゲームぐらい離してゴールするんだという強い気持ちを持って戦いたい」と巻き返しへ自信を見せた。

 3番・近藤、4番・柳田の“KY砲”、8回モイネロ―9回オスナの「勝利の方程式」、有原が加わる先発陣が他球団の脅威になることは間違いない。巨大戦力で独走Vを成し遂げる。(ソフトバンク担当・中村 晃大)