東大の鳥海教授の行ったクラスタ分析

・反Colaboクラスタ=158,968アカウントによる,4,125ツイートと2,571,006リツイート(拡散全体の46.1%)

・Colabo擁護クラスタ=20,622アカウントによる,1,382ツイートと187,467リツイート(拡散全体の4.3%)

・温泉むすめを応援するクラスタのツイートを拡散していたアカウントはほとんどいない(4%未満)ので温泉むすめというコンテンツを好んでいた人たちがColabo批判を行っているわけではない

・反Colaboクラスタの46%が反フェミニズム系ツイート拡散したことがあり,Colabo擁護クラスタの49%がフェミニズム系のツイートを拡散したことがある

・Colabo擁護クラスタの77.5%が共産党を応援するツイートを拡散したことがある→ Colabo擁護クラスタの多くのアカウントが共産党を応援するアカウントである

・反Colaboクラスタの59.3%が自民党を応援するツイートを拡散しており,39.5%が共産党批判ツイートを拡散→ 反Colaboクラスタは保守系アカウントが多い(Dappiの記事を拡散していた割合は35%程度)

・統一教会系クラスタによるツイートの拡散はほぼ見られない一方で,反Colaboクラスタの9%程度がQアノン系クラスタのツイートを拡散していた(Colabo擁護クラスタでは1.8%)

・Qアノン系クラスタの43.9%が反Colaboクラスタに所属していたりするので,反Colaboクラスタが陰謀論系のアカウントを引き寄せている

・反Colaboクラスタでは全体の50%の拡散が3.7%のアカウントによって行われており,Colabo擁護クラスタでは全体の50%の拡散が4.6%のアカウントによって行われていた

・全体では反Colaboクラスタのほうが10.8倍ほど拡散していますが,拡散数が5回以下のアカウントによる拡散だけ見ると,反Colaboクラスタのほうが5.3倍ほど拡散している

・3行まとめ
①、Colaboの炎上を分析したところ,反Colaboクラスタのほうが圧倒的に拡散していた
②、反Colaboには保守系のアカウントが多く,Colabo擁護クラスタには共産党系のアカウントが多い.
③、一部のアカウントの頑張りが通常よりもすごい.