全身で喜びを示した。1日に行われた障害戦「パディ・パワー・ニューイヤーズデー・ハンディキャップ・チェイス」(プレミア・ハンデキャップ、クラス1、5歳上、芝約4100メートル、不良)で1位入線したミッドナイトリバーの鞍上、
ハリー・スケルトン騎手は2番手以下を引き離していたこともあり、決勝線の5メートル手前で勝利を確信。手綱を離し、両手を広げる“飛行機ポーズ”でゴール板を駆け抜けた。

 英競馬番組「レーシングTV」公式ツイッターは入線時の動画を公開。「これは鳥か? 飛行機か? いいや、ハリー・スケルトンだ」と文面につづった。
海外ファンからは「素晴らしい」「個人的には好きだ。ジョッキーが情熱や人柄を出してなにが悪い?」「大好き」「エリートなアスリート」「傑作」といった声も集まった。

 だが一方では「これは危険だ」「彼は自分自身を、そして他の馬や騎手、一般人を危険に晒している。あの馬がさっと逃げて彼が落ちれば、一般人の近くを解き放たれた馬が走ることになる」「なんて間抜けだ」といった批判も。
「よく分からないが、彼が落っこちないことを願うよ」といった身の安全を願う声も寄せられた。