春高バレー・就実高校 “陽性”で欠場も病院でのPCRでは“陰性”

 試合前の抗原検査で新型コロナの陽性者が確認されたとして春高バレーを欠場することになった岡山の就実高校。その後、陽性とされた選手が病院でPCR検査を受けた結果、「陰性」だったことがわかりました。

 就実高校によりますと、大会事務局が1月3日に選手と監督らに行った抗原検査で選手2人に「陽性の疑いがある」という結果が出ました。

 そして、5日の試合当日、2人を再検査したところ1人が陽性となり、大会の規定によって就実は「欠場」となりました。一方、陽性とされた選手がその後、病院でPCR検査を受けたところ結果は「陰性」だったということです。

 これを受けて、6日朝、西畑美希監督らが大会事務局に救済措置を求めたものの、事務局からは「大会規定に則ったことで再試合などは認められない」と説明されたということです。
 就実の対戦相手だった高校は「不戦勝」で勝ち上がり6日、3回戦を戦いました。