球団側のポスティングのメリットとして、譲渡金がある。有原のポスティングの際、確かに日ハムは約1・3億円の譲渡金を受け取ってはいる。しかし、大谷翔平の約23億円や吉田正尚の約21億円には遠く及ばず、日ハムが大きな対価を得られたわけではない。前出・記者はこう語る。

「3年以内に日本球界に復帰する場合は元所属球団が優先的に契約できる…など、ルールを設ける必要があるのではないでしょうか。基本的には海外移籍は選手のためにも、もっと活発になるべきです。今回のようなケースを球団が恐れ、ポスティング容認自体が減少してしまったら元も子もありません」

新たなルール作りの時期にきているのかもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/30841ea328a950afbd7d3c98ac356c647bdaab6b