流出率が低い歌手
途中で視聴者が逃げなかった歌手には共通点があった。
まずはテレビ番組に求められる“なぜ今か”に応えたこと。トップのSEKAI NO OWARIは、2022年のレコード大賞でかつ名曲とあれば文句なし。
2位はデビュー以来23回連続出場の氷川きよし。
歌手活動を休養し、表現者として新たな道をめざすという。これまた多くの視聴者が注目して当然だ。“今ならでは”の存在は、やっぱり強かった。
久しぶりに登場した歌手も気を吐いた。
3位・篠原涼子は28年ぶり、7位・安全地帯は37年ぶり、9位・工藤静香は24年ぶりだ。いずれも有名な曲で、今聞いても古く感じない歌ばかりだった。