【どうする家康】<4>大河の撮影は常に最新技術を投入 LEDパネルに映したリアルCGで役者もノリノリ


演出統括の加藤拓氏によると、今回挑戦しているのが「バーチャルプロダクション」という技術。屋外でのシーンで実際に外に出るのではなく、役者の後ろの巨大LEDパネルに、CGで作り込んだ背景を映してスタジオで撮っている。

 これまでの大河でも近い手法は使われてきた。「青天を衝け」(主演・吉沢亮)では、新型コロナ禍の影響でフランスロケを断念。渋沢栄一が外遊で19世紀のパリを訪れ、ナポレオン3世へ面会するシーンなどは、グリーン一色のスタジオで撮影され、後に合成された。


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