新NHK大河「どうする家康」の懸念材料…“天才”脚本の軽妙テンポと笑いにオールドファンの壁(日刊ゲンダイDIGITAL)

確かに「鎌倉殿」は、終盤はほぼ準主役だった小池栄子(42)しかり、“三谷ワールド”を理解しているお馴染みの役者が多数出演。
うまく演じていたからこそ、独特の世界観が成立していたとも言える。芸能ライターのエリザベス松本氏はこう話す。

「ただ古沢さんは『リーガル・ハイ』の堺さんや『コンフィデンスマン』の長澤さんら、役者の新たな魅力を引き出し、主役を輝かせるのが上手な脚本家です。
堺さんも長澤さんも古沢さんのテンポのいい脚本を見事に演じ切って、さらに人気を高めました。マツジュンも今回の家康役で、また違った一面が見られるかもしれませんよ」